直近の統計指標解説

【5月17日】
米・新規失業保険申請件数、投資主体別売買状況、国内総生産(GDP)
 米国・労働省が公表した5月12日までの週間新規失業保険申請件数は370千件とマーケット予想365千件よりやや増加(悪化)した。
 東京証券取引所が発表した5月第2週(日経平均株価:始値9,198円、高値9,207円、安値8,944円、終値8,953円)の三市場一・二部の投資部門別売買金額だが、個人は差引き1,623億円の6週連続の買い越し、投資信託も差引き360億円と7週連続の買い越し、他方、海外投資家は差引き2,074億円の4週連続の売り越し、信託銀行は差引き206億円の売り越し転換だった。
 内閣府が発表した 1 - 3 月期の国内総生産速報値は、年率換算前期比+4.1%とマーケット予想同+3.5%を上回り、3四半期連続のプラス成長となった。エコカー補助金復活や東日本大震災復興需要による公共投資が同+23.6%となったため。

【5月16日】
米・住宅統計
 米国・商務省が発表した4月の年率新築住宅着工件数は、717千件、前月比+2.6%とマーケット予想の685千件を上回った。着工戸数より注目度の高い4月の建設許可件数は、715千件、前月比▲7.0%とマーケット予想の730千件を下回った。

【5月16日】
機械受注
 内閣府が発表した3月の機械受注は、民間設備投資の先行指標である船舶・電力を除く民需の季節調整済前月比が▲2.8%とマーケット予想である同▲3.5%に比べた減少率が小さかった。全体の需要先別では、官公需同+40.0%、外需同▲14.4%、民需同▲4.3%。製造業が同▲8.4%、非製造業同▲4.8%とともに水面下だった。1~3月の船舶・電力を除く民需の季節調整済前期比は+0.9%、また4~6月見通しでは同+2.5%となっている。内閣府の判断は、「穏かな増加傾向がみられる」を据え置いた。

【5月15日】
米・消費者物価
 米国・労働省が発表した4月の消費者物価指数は、前月比 0.0%とマーケット予想並みだった。食品とエネルギーを除くコア指数も同+0.2%とマーケット予想並みだった。
 米国・商務省が発表した4月の小売売上高は、前月比+0.1%とマーケット予想並みだった。変動の大きい自動車を除いた場合では同+0.1%とマーケット予想の同+0.2%をやや下回った。他方、同時刻に公表されたニューヨーク連銀製造景気指数が17.09とマーケット予想の9.00から大きく上回り、それが市場にインパクトを与えているようだ。

【5月14日】
EU鉱工業生産
  欧州連合統計局が公表した3月のEU鉱工業生産は前年比▲0.3%とマーケット予想の前月比プラス転換から下放れの結果となった。

【5月13日】
統計・指標公表予定
  5月14日から始まる週の統計・指標公表予定を更新。15日・火曜日は4月の米・・消費者物価指数、マーケット予想は前月比+0.1%、4月の米・小売売上高、マーケット予想は前月比+0.2%。16日・水曜日は3月の機械受注(民需、船舶・電力除)、マーケット予想は前月比▲3.6%、3月の米・住宅統計で住宅着工戸数のマーケット予想は年率680千件、建設許可件数のマーケット予想は年率730千件。17日・木曜日は1-3月期のGDP・年率前期比1次速報値、マーケット予想は前期比年率+3.5%。

世界の株価

<5月16日のNYダウ概況>
★5月16日のNYダウは、欧州の先行き不透明感を嫌気し5営業日続落。終値は12,442ドル49セント、前日比▲156ドル06セント、下落率1.24%。
★高値12,611ドル42セント(+12.87ドル)、安値12,440ドル52セント(▲158.03ドル)、ダウ構成銘柄は6銘柄上昇、24銘柄下落。
★上昇率トップはウォルマート(+4.21%)、次点はヴェライゾン・コミュニケーションズ(+1.20%)。
★下落率トップはキャタピラー(▲4.42%)、次点はJPモルガン(▲4.31%)。
★CME225先物期近(ドル建て)は8,685円で大証終値比▲165円。
<NYダウ工業株30種平均株価(週足)>

★ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価は、所謂NYダウ。
★チャートで赤線は13週移動平均線、青線は26週移動平均線。
★NYダウだが、先週末終値13,038.27ドル。13週移動平均が目先下値サポートに。
★先週末の日経平均株価は13週・52週平均割れ。目先8,700~9,000円ゾーンか。(5月13日記)
【1546】(NEXT FUNDS)ダウ・ジョーンズ工業株30種  週足
★野村証券が販売している ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価を対象株価指数したETF。
★指数に採用された銘柄の株式に投資し、日本円換算した対象株価指数に連動する投資成果を目指す商品。
★チャートで赤線は13週移動平均線、青線は26週移動平均線。
★ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価は$建てだが、このETFは円建てなので、円/$相場の変化が加味されている。
【ドル建て日経平均株価】 週足
★日経平均株価をドル建てでチャートを作成。
赤線は13週移動平均線、青線は26週移動平均線。
★円高進行により週間高値を更新するなど、ドル建ては円建てと違った動き。
【ユーロ建て日経平均株価】 週足
★日経平均株価をユーロ建てでチャートを作成。
赤線は13週移動平均線、青線は26週移動平均線。

 

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